第22回「栄養学の基礎知識」
栄養素の中でエネルギー源となっているのは、●3大栄養素といわれる、「炭水化物、タンパク質、脂質」の3つです。その3つに身体の機能を調節する役割を果たす「ビタミン」「ミネラル」を加えて●5大栄養素となります。
▼体つくり▼
身体を形成しているのは「たんぱく質」です。
たんぱく質は体の骨や組織、筋肉を作る基になり、常に損傷と修復を繰り返しています。乳製品、卵、肉類、豆、豆製品、魚類などの食べ物から補給されます。
▼エネルギー源▼
身体を動かすためのエネルギー源は、たんぱく質、炭水化物、脂質の3大栄養素ですが、主に「炭水化物」と「脂質」がエネルギーとなっています。
「炭水化物」はご飯、パン、麺類などから、「脂質」は油類、種実類から補給されます。
▼身体の機能調節▼
身体のコンディションを調整する役割はビタミンとミネラルです。
身体活動に欠かせない代謝調節や生理活動、酵素作用の作用があります。
約13種類の「ビタミン」には、水溶性と脂溶性に分けられます。「ミネラル」は体内に約20種類含まれ、身体をスムーズに動かすために欠かせない栄養素です。
「ビタミン」は野菜、果物、イモ類など「ミネラル」は乳製品、果物、豆類、野菜などから、補給されます。